There are many science-is-fun books for young readers. But it isn’t only children who wonder “Why?” or “How?” Curiosity doesn’t end at puberty, nor does the genuine fun of understanding why things happen.
Robert Wolke, What Einstein Told His Barber: More Scientific Answers to Everyday Questions, Dell
〔試訳〕若者向けの「科学は楽し」本は数多い。しかし、「なぜ」「どのように」と不思議に思うのは子どもだけではない。好奇心も、ものごとが起こる理由を理解する本物の楽しみも、思春期で終わりになるわけではない。
science-is-fun book の science-is-fun のように、もともと複数の語であるものをハイフンで強引につなげばそれで一語になる。このような語は複合語 (compound; compound word) と呼ばれる。この場合は、名詞 books の前に置かれているので形容詞として機能し、複合形容詞 (compound adjective) に分類される。
science-is-fun が新語として辞書に載る可能性はほとんどないと思うが、そんなこととは無関係に、言葉を新しく作り出すのはだれにとっても楽しいことだろう。ハイフンを使うだけでそれまでばらばらだった言葉がひとつになる。これは一番手軽な新語作成法で、ワタシもついつい作ってみたくなる。
科学も楽しいが、ハイフンで言葉をつなぐのも楽しい。A compound word is a hyphenation-is-fun word.